どーもにゃーごです。
失敗って単語、嫌いですよね。
分かります。同志です。
僕も
- 失敗したくない。
- 失敗したら、憂鬱になっちゃう。
- 失敗しても隠せるなら隠したい。
- 失敗しない方法が知りたい。
ってつねづね思っていました。
しかし、畑村洋太郎さん著書『失敗学のすすめ』には
- 失敗はしたっていい
- 失敗を活かそう
- 新しいことをやるには失敗が必要不可欠
- 失敗をどんどん共有することがすごく大事
といった思っていたこととは真逆のことを次々紹介されており、
引き込まれるように一気に読破しました。
本書は働いている方にはもちろん、私生活において
新しいことをしようって方にもすごく参考になる内容でした。
今回はこの『失敗学のすすめ』についてご紹介したいと思います。
- 失敗したくない
- 小さな失敗でもヘコんでしまう
- 取り返しのつかない大きな失敗を防ぐ方法を知りたい
ぜひ最後まで読んでいってください♪
『失敗学のすすめ』の著者、畑村洋太郎さんは東京大学工学部を修士課程修了後、東京大学の名誉教授になられている方です。
本書以外にも失敗学や危険学について多くの著書があり、
失敗学における日本の第一人者=畑村さん
と言っても過言ではないと思います。
僕が本書を知ったのは、日本酒の『獺祭』で有名な旭酒造の桜井博志社長が、本書を座右の銘の書として紹介しているテレビ番組を見たことがきっかけです。
旭酒造の桜井社長も多くの失敗を糧としながら、今や『獺祭』は、世界で誇れるような素晴らしい日本酒を作りあげています。
そんな失敗を活かす方法とはどんなものなのでしょう。
たくさん紹介されている中から、今回は2つを代表してご紹介いたします。
まず
失敗はとにかくマイナスに見られがちです。
でも畑村さんは
- 失敗しないと改善していかない
- ことわざにも『失敗は成功のもと』や『失敗は成功の母』なんて言葉があるが、実際にはあまり取り入れられていない
と言われています。
確かに今、多くの会社で評価されるのは
『失敗しないこと』
ですよね。
また私生活でもネットで調べるのは
『こうすればうまくいく』
って方法が多くないですか。
最近の風潮である
『コスパ重視』
もいわば
『失敗したくない』
『ムダを省きたい』
という思考からきています。
これは
『失敗=ムダ』
ともいえますよね。
でも、こうすればうまくいくってことだけでは
結局マネでしかなく、それ以上は望めない
そして、想定していないことが起こった時に
『想定外でした…。』
としか言えず、対応が後手になり大きな失敗になってしまった
ってこと、テレビでもよく見ます。
やっぱり
本当に新しいことに挑戦したり創造したりするときに
欲しい情報って
『これしたらマズい結果になる』
という失敗話なはずなんです。
致命傷ではない失敗をいくつも経験
⬇︎
きちんと共有
⬇︎
改善方法を考えていく
⬇︎
より良い方法や環境にレベルアップすることができるっ!
失敗することって大事なんだな…。
でも、失敗には小さいのから大ダメージを喰らうものまで色々あるよ。
致命的なのを喰らったら立ち直れなくない?
ってことで次に致命的な失敗を喰らわない方法についてご紹介します。
- 失敗は新しいことをする上で起こるもの
- また失敗をしてもいい
- それを活かすことが重要
といっても起こった失敗が致命傷だったら、
それだけでゲームセットになってしまいます。
ではどうすれば致命傷を避けることができるのでしょうか。
畑村さんはこう記しています。
- 失敗の法則性があることを理解する
- 失敗を隠さず共有する
- なぜ失敗が起こったか原因を知る
これを把握した上で
- 大きな失敗を未然に防ぐ術を覚える
この力を養うことで、
小さな失敗経験を新たな成長に繋げる大きな力にすることができるっ!
なるほどなー。
小さな必敗の先に大きな失敗が待っているんやね。
失敗は隠さず、共有することが大事やな。
- 失敗はしてはいけないものではなく、小さな失敗をどう活かすか
- そしていかに致命傷となる大きな失敗を起こさないようにするか
そして本書にはさらに
- 失敗情報はどんな特性があるのか
- 失敗情報はどう管理する必要があるのか
- なぜ致命的な失敗が続いてしまうのか
- 今回紹介した致命的な失敗をなくす方法をより詳細に解説
- 失敗を活かすシステムの作り方
と今回ご紹介出来ていない失敗を活かす方法について、まだまだ盛り沢山です。
働いている方はもちろんのこと、私生活で何か新しいことをやろうって方にもすごく参考になる内容であると思います。
またさらにぜひ管理職など、仕事を評価する側の方にもぜひ読んでいただきたいです。
本書を読んで、これは個人的な意見かもしれませんが、
失敗しないけど何も新しいことをしない人よりも、
失敗を活かしている人を評価すべきやと思います。
じゃないといつまでたっても失敗を共有するなんて出来ないですから。
ぜひ本書『失敗学のすすめ』
手に取ってみてくださいっ!
以上ここまで読んでいただきありがとうございますっ!
では本日もお幸せに! Be happy today!
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