「もしアドラーが上司だったら」働き人はもちろん子供にも伝えたいことが満載な一冊でしたって話

どーも、にゃーご(@workernyago)です。

最近読んだ中で久々に

にゃーご
にゃーご

これは色んな人にめっちゃすすめたいっ!

って思った本が登場しました。

今回はその本

「もしアドラーが上司だったら」

をご紹介します。

本書はアドラー心理学をすごく身近に紹介してくれる一冊です。

具体的には…

広告代理店で営業マンとして働くボクの前にアドラー心理学を極めたドラさんが上司としてやってきます。

そして悩むボクに都度アドバイスしてくれるというストーリー形式で計12個のアドラーの教えを紹介してくれます。

自慢じゃないですが、僕は心理学特有の抽象的な表現がかなり苦手です。

どれくらい苦手かというと…

本書と同じくアドラーの教えをテーマとした大ベストセラー「嫌われる勇気」を同僚にオススメされて読んだものの…

TSUTAYAで寝落ちしてしまうほど。

でもそんな僕が一気に読めるほど、本書は分かりやすくまた具体的な状況が想像しやすい非常に良き本でした。

今回は12個の教えの中から

・課員との面談時に伝えたい

・子供にも教えておきたい

と特に思った2個をご紹介します。

この本はこんな人にオススメ☆
  • 働く理由がよく分からん…って悩んでいる方
  • 仕事が楽しいって感じたい方
  • 子育て中の親御様
  • 職場で部下を指導している方

すべて自分で決めたこと。すべて自分で決められる

ストーリーの流れ

ボクと先輩は仕事量が多すぎて気が滅入っている状態

そこにドラさんが登場し、

どらさん
どらさん

やりたくないならやらなければいいじゃないか。

先輩
先輩

その仕事だれもやってくれず、ほっとくわけにはいかない。

嫌だけどやらないといけないんです!

どらさん
どらさん

ほっといて迷惑かければいいじゃないか。

先輩
先輩

やらずに迷惑かけると会社に居づらくなります。

それは仕事するより嫌なので仕事します。

どらさん
どらさん

ほら、やっぱりやりたいんじゃないか。

やることを自分で決めている。


といったやりとりで。

これまでの人生を決めたのは全部自分なんだよ

今の仕事や会社を選んだのは自分

卒業した学校を選んだのも自分

ってことを説明した内容です。

アドラー心理学では自己決定性と呼ぶらしいです。

どうでしょうか。

僕はこれ目からウロコでした。

仕事でも勉強でも、誰かにやらされているって頻繁に感じてました。

課員を面談したときも

課員A
課員A

人が足らず仕事量が多すぎるんです。

とか

課員B
課員B

ほんとはこの仕事したくないのに…

でも私頑張っているんです。

っていう相談は多いです。

でも実は…

  • やらされているんじゃなくて自分で選んでいる
  • 嫌ならやめればいい
  • やめることを選ぶのも自分

ってことなんですよね。

そしてもっと厳しく思慮してみると…

  • 人のせいにするのは簡単だし楽
  • やらされているっていう体にして他人に甘えている
  • 自分で決めたことをやらされているって人のせいにして逃げている

ってことでしょうか。

少し厳しすぎるんじゃない?と感じなくもないですが…

  • ただ、やらされているって考えている事にモチベーションなんて湧くわけない
  • 一方で自分で決めたことに対してだとモチベーションは高く維持しやすい

そういう視点からも自己決定性はメリットがあるかなと感じました。

また本当に嫌ならやめるっていう選択肢を自分が決めればいいって考え方。

これは他責じゃなく自責で物事を考えようっていう自分の目標にも通じる考え方かなぁと。

会社での面談時や子供が人のせいにしてたときなど、

にゃーご
にゃーご

自分で決めたことでしょ?

って上手く説得出来るようになりたいと思いました。

毎日誰かを喜ばせることで自分の心のガソリンも増える

ストーリーの流れ

ドラさんから考え方を色々学び営業成績がぐんぐんあがったボク。

ついに営業成績二位で表彰されるまでになる。

表彰式の席で一位のユウからは

ユウ
ユウ

おめでとう!企画書いつも参考にさせてもらっているよ。

と声をかけてもらった。

一方、いつもトップ争いをしているが今回は五位だったツヨシはボクを舌打ちして睨んでいる様子。

そんな二人についてドラさんが

どらさん
どらさん

ツヨシ君は仕事で勝利して他人から評価されなければ、自分には価値がなくなるって焦っている。

どらさん
どらさん

でもユウ君は仕事以外でも自分の価値があるって分かっている。

だから仕事でも過度に競う必要がなく力を抜いていい仕事ができる。

と分析。さらに

どらさん
どらさん

そして余裕があるから人に優しい言葉をかけ、勇気づけている。

どらさん
どらさん

すると相手を勇気づけ幸せにすることで、自分も勇気をもらえる。

なぜなら相手が喜んでいる姿から「自分は相手の役にたっている」と実感できるから。


といった流れで。

このプラスの循環をもたらすことが大事だと教えてくれます。

いかがでしょうか。

余裕がなく、ツンツンしていると周りはもちろんいい気はしないです。

そして自分もそんな自分が嫌になりさらに余裕がなくなってしまう。

本書のストーリーとは逆にマイナスの循環をもたらしてしまいますよね…。

  • 自分に余裕をもたらすために
  • プラスの循環を回し始めるために
  • はじめは意識して人を勇気づける言葉がけを行ってみる
  • まずはそこから始めてみようよ

って子供に伝えていきたいなって感じました。

他にも…

本書にははじめに述べたとおり、このようなストーリーを用いて主人公のボクが成長する過程で12個のアドラーの教えが紹介されています。

例えば…

  • 不完全な自分の受け止め方
  • 相手を信じて頼る、任せるとは

などなど。どれも

にゃーご
にゃーご

こんな考え方すりゃええのか!

って参考になるものでした。

よかったら読んでみてください。

かなり気軽に読めるオススメの一冊でした☆

以上ここまで読んでいただき超感謝です!

では本日もお幸せに! Be happy today!

ブログ村とブログランキングに参加しています。

↓↓ポチっとしていただけるとすごくうれしいです♪

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメントを残す